ピッピ・親子サポートネットの総会に出席しました。

ピッピ・親子サポートネットの10周年記念誌と西野博之さんの書籍

23日は、NPO法人 ピッピ・親子サポートネットの第11回総会に出席させて頂きました。 11回の文字をみて、自分の息子の年齢に重なりました。 私もこの横浜で子育てを始めて11年。私が利用者として眺めてきた横浜の子育て支援の歴史が、ピッピの歴史を追いかけるように重なり、現場から制度に活かしてゆくことの大切さを改めて感じました。
これまでの振り返り、そして今年度の取り組みの確認と総会は進みますが、いつもながら、ピッピの皆さんの熱心さ真剣さには、活力をもらいます。

総会後には、 NPO法人 フリースペースたまりば 理事長・川崎市子ども夢パーク 所長・フリースペース「えん」代表 の西野博之さんによる講演がありました。
小・中学生の不登校児は12万人、引きこもりはそれに近い状況の子も含めると115万人にも上るという、現在の日本の子どもたちには、「生きるチカラ」が低下していると西野さんは仰います。
「子ども達が、暮らしから遠ざけられている」と、危ないから、後片付けが面倒だから。と子どもから様々な経験を取り上げてしまう子育ての弊害についても述べられていました。私にも思い当たることが沢山あり…反省。
夢パークは、そういった「学び」を「遊び」から手に入れる場所として、様々な取り組みがされています。 子どもを取り巻く現在の状況と問題点から、沢山の子育てのヒントまでとても深いお話が聞けた数時間でした。

明日は、私が所属する常任委員会「こども青少年・教育委員会」が行われます。
私に与えられた場を活かして、意見をしっかりと伝えてゆきたいと思います。