エネルギーデモクラシー 〜私たちの選択が未来を創る

山崎誠さん(上)梅原昭子さん(下)

山崎誠さん(上)梅原昭子さん(下)


3月17日、神奈川ネットでエネルギー学習会を行いました。
isepの研究員であり、たまプラーザぶんぶん電力の仲間でもある山崎誠さんに「エネルギーデモクラシー〜私たちの選択が未来を創る」と題し、電力小売自由化についての講義です。
世界は、COP21の気候変動対策の国際的な法的枠組み「パリ協定」に各国が合意されたことでもわかるように、自然エネルギー100%に向かっている中で、日本は取り残されつつある現状。
本来は、自然エネルギーで小規模地域自立型に向かう社会の中で電力自由化はされるべきだけれど、日本は未だ大規模中央独占型の電力市場の中にいる。というところから、やはり日本のそもそものエネルギー政策の方向性が、ずれていると感じました。
自然エネルギーコストは、普及すればするほど安くなるので、
エネルギーにみんなが参加する地域分散型へ。
地域分散型を目指すことで、外に出て行ってしまう電気料金を地域に還元することにもつながる。地域の活性化にもなるんですね。そんなエネルギー社会を目指してゆきたいです。
それから、電力自由化に際しては、やはり、しばらく様子を見ることがおすすめ。とのこと。理由としては、
・2年縛りなどがある。
・自然エネルギー系会社はスタートが半年後とかになるだろう。足並みが揃って見極めてから替えるほうがいい
と言ったことを伺いました。

その後は梅原昭子さんの「おうちエネルギー診断ワークショップ」
省エネ意識の高いメンバーが揃っていましたが、我が家の電気を見える化することで、新しい発見が色々ありました。