市民がつくる社会的金融 ー女性・市民コミュニティバンクの活動ー

2019年8月7日 23時15分 | カテゴリー: 女性, 活動報告

向田映子さん

7月30日神奈川ネットでは、女性・市民コミュニティバンク(WCA)理事長の向田映子さんにお話を聞きました。
向田さんといえば、神奈川ネット・青葉の第一号の議員。
そんな向田さんが、なぜ今金融の活動をしているのか・・・。
私もきちんと伺うのは初めてでした。

私たち「神奈川ネット」は、政治もカンパとボランティアで取り組む政治団体。
その分、お金の使われ方にはとてもシビアであるべきと考えています。
そこで向田さんが着目した銀行預金の行方。
銀行預金は、その多くが国債に変わり、その国債は米国債に注ぎ込まれていきます。
私たちが望まなくても、そのお金が戦費調達金に変わっているかもしれない。
メガバンクの融資先には、軍需産業への投資・融資につながっている可能性もあります。
バブル崩壊後には、金融機関の不祥事、更には大蔵省(当時)のモラル失墜、金融機関の相次ぐ破綻。。。
とおカネについて見つめ直す機会に、その責任の一端は、預けっぱなしにしてきた自分たちにもある。と気づいたそうです。
さらに、女性たちの市民事業に対しては、融資を拒否されるなど資金調達には苦労がつきまとう状況。

ならば、自分たちで銀行を作れないだろうか・・・?

そして、スタートした市民金融ですが、今は、NPOバンクと呼ばれ、貸金業で融資を行なっています。
世界では、
・預金利率を選べる
・融資先を指定できる
・社会的意義の高い地域・環境・公益活動団体に特化して融資
など、社会的銀行として、広がりを続けています。
しかし、日本には、市民金融を支援する法律はなく、
「非営利バンク法(非営利金融基本法)」が必要だと向田さんたちはさらなる活動を続けています。

まだまだ未熟と言わざるを得ない日本の社会的金融ですが、今一度「おカネ」を見つめ直し、
意志あるおカネの預け先、使い方。
そしてそれが循環してゆくこれからの経済へ・・・
様々な角度からつなげてゆきたいです。