新春に集う〜市民社会チャレンジ基金交流会

本日は、ヨコハマ創造都市センターにて、神奈川ネット「新春に集う〜市民社会チャレンジ基金交流会」を開催しました。
市民社会チャレンジ基金は、第26期を迎えこれまでの助成団体は166を数えます。これまでの助成金額7600万以上は、市民の寄付でまかなわれています。
様々な市民活動の一助として、またそれを共に進める契機として、これまでも多くの団体との連携が生まれました。
26期は、新たに8団体の助成を決定し、本日助成団体に認定書が渡されました。
地域から生まれた様々な活動が力強く進められるよう、今後もチャレンジ基金と活動団体の連携が広がることを期待してやみません。

NPO法人パノラマの石井正宏さん


そして、今回の助成団体「NPO法人 パノラマ」の石井さんから、講演を頂きました。
パノラマが展開しているのは、高校の図書館で定期的に開かれる校内居場所カフェです。学校の中に、親でも先生でもない第3の大人がいる(サードプレイスの手前)2.5プレイスを作り、高校生とのコミュニケーションから、信頼関係を元に必要に応じて相談を受けたり、支援に繋げたりといった活動を続けています。
石井さんは、若者の支援を川にたとえていました。教育と雇用の接続をうまく出来なかった若者が上流から流れて来る中、彼らは、福祉の岸で生きて行くか、労働の岸で生きていくか。選ばないとならない。支援機関は、どちらの岸にも辿りつけない中洲にあって、岸に届ける難しさを説いていました。ぴっかりカフェの活動は、その上流にあり、川を流れる予防支援になるわけです。
パノラマは今回2度目の助成。この間も様々な新たな課題を考える機会も与えて頂きました。今後もパノラマ始め助成団体の皆さんと連携していきたいと思います。
*チャレンジ基金は市民の寄付で成り立っています。多くの方の協力をお待ちしています。今年は、カンパグッズとして、ボールペンを製作しました。ぜひお求めください。

「電力会社どうしてる?アンケート」集計結果をご報告。回答総数はこの日1500を超えました!


そしてそして、
今回は、私が座長を務める「パワーシフトもっと見える化アクションチーム」からもご報告させていただきました。
多くの方にご参加頂いた「電力会社どうしてる?」アンケートの集計結果を共有。今回のアンケートでは、電力会社を変えた人は29.5%
そのうち自然エネルギーを選んで電力会社を変えた人が40%。回答総数からみたパワーシフト率は11%でした。
今後電力会社を自然エネルギーを選んで変えたいと答えた方は41%と高い割合でいることもわかり、情報が届けばもっとパワーシフトは進むのではないか?と希望の持てる結果でした。
そして、パワーシフトをした方のたくさんの笑顔を集めた「私たち、パワーシフトしました!」ポスターの完成お披露目!
次は街角に貼られたこのポスターが次のパワーシフトを後押しとなることを願ってアクションを続けます。
ポスターのご用命もお寄せください!