ヒミツcafe「女性の就労・労働について」
19日日曜日スペースナナにて、選挙後初のヒミツcafeに参加しました。
今回のテーマは『女性の就労・労働について』
女性がテーマとあって、8名の女性と1名の男性が集まりました。
30〜60代と世代は様々ですが、参加者のほとんどが働く女性だった為「あるある」の連続。かつて、女性が職場でお茶くみをするのが当たり前だった時代の苦労から、夫の理解に関することまで・・・子育てと仕事の両立についての苦労が多く語られました。女性の就労と子育ての問題は、どうしても切り離して語れないことは否めません。
かくいう私も以前の会社で産休・育休を取り、保育園や学童保育所にお世話になりながら、仕事をして続けてきた一人。
そこには、働く為に、子育て支援制度に合わせて暮らし方を変えてきたという思いもあります。
女性の労働力率に見られる、結婚・出産期に当たる年代に一旦低下し,育児が落ち着いた時期に再び上昇するといういわゆるM字カーブ。このM字の谷が日本で最も深いのが、神奈川県。確かに、多くの女性が出産を機に退職をし、保育園に通う子より幼稚園に通う子が多く、専業主婦で子育てに専念する女性が多いという実感があります。
そのせいか、子どもを預けて働くことに対する無言の批判を感じる。という声も聞かれました。
ですが、横浜市では、子育て中の方の9割が今後仕事をしたいと考えているという調査結果もあり、女性が働きやすい環境づくりが待たれます。その一方で、働かずに子育てに専念する選択をした人への支援の必要性も感じます。
先輩女性たちの様々なことばが、印象に残っています。
『子どもを一人で育てようと思ってはいけない。子どもは社会で育てるものだから・・・』
女性の就労の問題からも、様々な働き方、暮らし方に合わせて支援を選べるような選択肢を広げる子育て支援制度、子育てを孤立化させない、社会で地域で支え合う仕組みづくりが求められていると改めて感じました。