教科書展示会に行ってきました。

2016年度から4年間、中学校で使用する教科書の採択が、8月に行われます。
その採択の対象になっている教科書の展示会に行ってきました。青葉区では、山内図書館で行われています。

注目はやはり公民や歴史の教科書。
現在横浜市が全域で使用している教科書は、育鵬社の教科書ですが、太平洋戦争を大東亜戦争と記述されていたり、特に戦争の部分で、日本の負の歴史に触れることを極力避けているような偏りを感じました。

横浜市は、2009年以降それまで各区にあった採択地区を一つに統合し、教育委員会の中に置かれる横浜市教科書取扱審議会で審議を行い、それに基づき、横浜市教育委員会が採択を行います。
本来、教科書の採択には、それを使用する学校の先生の意見が反映されるべきと思いますが、現在その道は閉ざされています。真っさらな子ども達が多くを吸収する教科書。それが、選ばれる場所が、閉鎖的な環境にあるというのは、母としてもショックでした。

中学校の教科書の他、特別支援学校及び小・中学校個別支援学級において2016年度に使用する教科書も展示されています

展示会は、まさに今現在行われています。ぜひお近くの図書館で実物を手にとって見てください。
歴史や公民だけでなく、家庭科なども個性があって、面白かったです。
各会場の案内はコチラ
横浜市教育委員会 教科書について
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/sidou1/kyoukasho/