常任委員会<こども・青少年局>
シルバーウィークも過ぎ、すっかり秋めいてきました。
16日水曜日に開催されたこども・青少年局の常任委員会では、青少年交流センターの廃止による条例改正のと代替施設に関わる補正予算が議案が審議されました。
青少年交流センターは、耐震の問題から廃止とし、代替施設で規模を縮小して機能を継続してゆくという計画となっています。議案には賛成をしましたが、利用者と事業を検証しつつ跡地利用を含めて今後も在り方を考えていくべき課題と考えています。
その後の報告事項がなかなか重く、「横浜市子供を虐待から守る条例に基づく2014年度実施状況報告書について」「待機児童対策副市長プロジェクトについて」「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律に基づく市町村基本計画素案について」「子どもの貧困対策に関する計画の策定について」などがありました。
「横浜市子供を虐待から守る条例に基づく2014年度実施状況報告書について」では、
妊娠中の女性に関しては、色々とアプローチがされていますが、両親教室以外で父親になる人に向けたアプローチについて質問をしました。
答えは、予想どおり「なし」。実際難しいことと思いますが、何らかの対策は必要と認識しているとのことでした。
続いて、「中小企業振興施作の実施状況について」ということで、
子育て応援事業(ハマハグ)の報告がされました。子育て中の方はよくご存知と思われるハマハグですが、先日友人との話から、ハマハグって、ステッカーが貼ってあるお店があっても、どんなサービスが受けられるかわからない。一目でわかればいいのに・・・という話をしていたので、ステッカーの下にサービス内容がわかる記述があるといいですね。と提案してみました。
お答えは、ステッカーの図柄アンパンマンは無償で利用させてもらっているが、
著作権上のことに関わるので、検討します。とのことでした。
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律に基づく市町村基本計画素案について」は、DVで一時保護された人に同行する子どもの支援について質問しました。
児相では、施設内で4時限の授業が行われるが、一時保護の場合は、そこまでの支援はないのが現状のようです。
就労・福祉・教育の連携を求めました。
「子どもの貧困対策に関する計画の策定について」
これは、想像通り沢山の意見がありました。
子どもの貧困の実態を把握して、まずはどこに向けた計画となるのかを見極めてほしい。とお願いしました。
子どもの人数からすると貧困率をかけると恐らく8万~9万人の対象者がいて、
横浜市が把握できている生活保護家庭の子、就学援助を受けている子、児童擁護にいる子の人数とは隔たりがあるだろうけれど、その見えにくい子どもたちへのアプローチとなるので、実態把握含めてしっかりと計画してほしいとお願いをしました。
明日は、本会議(第3日)議案議決。そして、決算が始まります。