現場から社会を変える ーピッピ・親子サポートネット総会に出席しました

本日5月27日は『NPO法人ピッピ・親子サポートネット』第13回定期総会に出席しました。
冒頭、友澤理事長は、ピッピの4つの柱の話をされました。
・働いてもいなくても
・共に育ち、共に暮らす
・場を開く、人を活かす
・現場から社会を変える
多様な「人」に向けた多様なサービス、多様な「場」の必要性は、今の社会にはこれまで以上に膨らんでいます。
認可保育所、学童、親と子のつどい広場事業、放課後等デイサービス、小規模保育、乳幼児一時預かり事業、介護・産前産後ヘルパー事業、デイサービス、障害児相談支援事業・・・
社会に必要なサービスをひとつひとつ作り出してきた歩みは、
そのサービスを必要とした「人」との出会いとその人の声に寄り添った時間の連続だったと
改めて知りました。
若林副理事長は、事業報告の中で、
「社会を作っているのは私たち一人ひとり。
社会を変えることは、自分たちが変わってゆくことでもある」と。
その実践をしてきた人たちだからこそ言える言葉の深さを感じました。
「現場から社会を変える」その一助を私も担っていけるよう力を注ぎたいと思います。
そして、ピッピ総会の催しは毎年楽しみのひとつですが、
今回は、働いているみなさんの声を集めたVTRの上映会でした。
テーマは「一時保育」と「就労支援」
「一時保育」は多くの人の「困った」をキャッチして応えられる事業だということ、
そして、一人ひとりが実感をしながら携わっていることが、伝わってきました。
それから、2016年度、働くことに困難を抱えている人たちに向けた就労支援に取り組み。
「共に働く」ことを実践してきた、その様子をVTRで拝見しました。
上映会の後は、テーブルごとに感想や思いを共有する場を持ちました。
私のテーブルでは、様々な「場」につながる人の外に、
地域にはきっと、まだまだ出てこられない人たちがいる。
それが、これからの課題だという話が出ました。
いつも次を見続けるピッピの取り組みに、これからも目が離せません。