なんで県議なの?
「なんで県議なの?」
たくさんの方に聞かれました。
市政に携わった4年間、子育て、教育、介護、環境など、様々な声を届けることに取り組んできました。
そんな中で、身近な課題に「県」と「市」の連携が不可欠なことを実感しています。
例えば、エネルギーの課題には、市境はありません。
横浜市では、地球温暖化対策対策実行計画の中で、温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにする「Zero Carbon YOKOHAMA」という大きな目標を掲げました。しかし、横浜市では、大規模な自然エネルギーの導入が現時点では、望めない状況で、このままでは、目標達成は難しい状況にあります。
温室効果ガスの多くを電力の消費によるところが大きい現状では、市役所も市民も自然エネルギーの電力を選ぶ選択をすること(=パワーシフト)が、有効だと、議会の中で私は、訴えてきました。
そして、昨年末横浜市では、低炭素な電力の選択を市民に促す制度を新たに創設することが決まり、パワーシフトへ一歩進むことになりました。
このパワーシフトの視点は、まだ県にはありません。パワーシフトには、その電力を創る地域との連携も必要で、広域での取り組みを求め、提案を続けていきます。
また、障がいのある子どもたちの通学や放課後に関することなど多くの課題が寄せられている中、市内では特別支援学校の再編整備が進められています。しかし、横浜市北部の子ども達の多くは、県立の特別支援学校へ通っており、県との連携なくては進みません。
「市へ」「県へ」声を届ける体制を作りたい。そんな思いから、今回県への立候補を決意しました。
課題は、多様化し複雑に重なり、解決への道は容易くはありません。
諦めず寄り添い、共に歩み、神奈川のより良い未来へつないでいきます。