選挙報告集会&国政フォーラム ー市民の政治を、いかに実現するかー
26日、YCCヨコハマ創造都市センターにて、
神奈川ネットの「選挙報告集会&国政フォーラム」を開催しました。
今回の統一地方選挙では、神奈川ネットは、議席を2つ増やすことができました。
私を含め、議席に及ばなかった地域もありますが、挑戦し、市民政治を訴え続けることの意義を、強く感じたひと月でした。
基調講演は、
千葉大学名誉教授の新藤宗幸先生から、
「市民が政治に参加する意味 ー
ー」と題し、ご講演をいただきました。
今回の統一地方選挙の投票率は、低迷を続け、平均で45.57%
18歳参政権が始まった最初の地方選挙として期待されましたが、若い人への主権者教育の教材は、模擬選挙。
そして、「政治というのは、国の意思を決めることです。」と教えるもの。なのだそうです。
しかし、「政治」って、そういうものではないはずです。
政治参加は、本来、「権力からの自由」と「権力への参加」が共にあるべきで、
権力からの自由がないのに、権力へ参加するのは、無意味だろうと新藤先生は仰います。
まさに、今の政治へのぼんやりとした不信と無関心の根源を表しているようにも思います。
私たちは、「生活は政治だ」と言うけれど、大半の人はそれに気づいていない。
だからこそ、市民政治は対話から。
また、地方議員は、条例の提案よりも、問題の発見に努めるべきであり、自治体のあり方をもう一度見直す時だ。
と市民政治の実現に向けた、数々の示唆と投げかけをいただきました。
後半の国政フォーラムは、「ローカルからナショナルにつなぐ」
生活の課題が、政治につながっていて、地方の政治が国につながっている。
どうしても突破できなかった様々な課題を、地域から、国の政治を変えていく。
若林ともこさんの、参議院選挙への挑戦は、
市民の議席を国政に増やし、地域からの政治改革を、次は国へとつなぐ私たちの新しいチャレンジです。
さあ!私も前を向いて、新しいスタートです。