成人の日に寄せて 〜未来への責任

本日は、成人の日
あざみ野駅から「二十歳の市民を祝うつどい」に向かうみなさんを見送りながら活動報告をしました。
一年で最もあざみ野駅が華やかになる日ですね。
私もかれこれ数十年前に、あざみ野から、新横浜へ晴れ着で向かった日を思い出します。
本当におめでとうございます!

ネット・青葉のメンバーと賑やかに活動報告🎶

今年二十歳になる人の横浜市の人口は、昨年の統計で約35000人。
昨年は37000人だったかと…少子化を肌で感じる数字です。
このままでは、若い世代に、じわじわと負担を重く強いる社会の到来を予感させられます。
さらに、国民生活基礎調査によると、所得中央値は、1995年から2021年の26年で100万円も下がっているというショッキングなデータもあります。
明るいニュースを新たに20歳になる人に届けられないのが心苦しい。

昨今、ヤングケアラー、ダブルケアなど若い人へのケアの負担も問題になっています。
例えば、介護保険制度は、介護を受ける人だけの支援ではなく、こうした介護をする人を支える制度でもあるはずです。
しかし、介護の社会化を理念に据える介護保険制度ですが、3年ごとに改定を繰り返し、在宅サービスが削られる方向へと向かっています。
さらに次の改定議論では、介護保険料負担を40歳以下の世代へも拡大するという案までありました。
これでいいのか!?

「ひとりにしない子育て介護」は、ケアを社会で担う仕組みを提案する私たちの政策キャッチです。
決して疎かにできない、人をケアする分野にしっかり目を向けて社会を変えていくことが、大人の未来への責任だと思います。