本当に必要な子育て支援とは?

私には、保育園に通う娘がおり、子育て支援制度を利用する一人です。
最近、近隣に保育園が増え、保育園建設ラッシュのようで、驚いています。
実際横浜市では、待機児ゼロのかけ声のもと、保育所整備が進んでいます。
ですが、本当に子育て世代のニーズは、認可保育所を増やすことだけなのでしょうか?
ふと考えます。青葉区は転居してきた、親戚等に頼れない世帯も多く、そういう家庭で小さいお子さんを持つ、専業主婦(夫)の方は、ちょっと息抜きをしたい時、急に歯が痛くなった時、どうするのでしょうか?

青葉区内には3ヶ所で「乳幼児一時預かり事業」が実施されています。
先日、その一時預かりの現場を見学させて頂きました。
利用する際の主な理由は、リフレッシュや病院への通院、冠婚葬祭、パートタイムの仕事など様々ですが、実際は満員でなかなか急には利用出来ないのが現状です。また昨今働く女性が増え、働き方も多様化しています。市のニーズ調査では、母親の望む働き方は、パートタイム・アルバイトが28,5% 、フルタイム希望6.8%の約4倍となっており、需要は増々高まっています。
神奈川ネットワーク運動では、このような現状に合わせて、一時預かりの制度をもっと利用出来るよう働きかけてきました。
間もなく、2015年度から5年間の「子ども・子育て支援計画」の素案が公開されます。本当にニーズに応えた計画となっているのか、皆さんと検証していきたいと思います。

そして、11月8日から、子ども・子育て支援計画素案のパブコメが始まりました。
多くのご意見が届きますように!12月8日まで受け付けています。
http://www.city.yokohama.lg.jp/kodomo/shien-new/iken/newplan-public-comment.html