希望を未来に ー共に生きる、共に働く 政策フォーラム2016ー

左から、若林さん、大河原さん、北原さん、明石さん、永岡さん

1月14日「神奈川ネット 政策フォーラム」を開催しました。
コメンテーターに前参議院議員の大河原まさこさん、F(フード)、E(エネルギー)、C(ケア)、W(ワーク)をテーマに4人のパネリストを迎え、行われました。

F は、生活クラブ神奈川理事長 五十嵐仁美さん。
生活クラブが設立から50年、「生活することは消費すること」その選択が社会を変えてきた。これからも次の世代へ繋ぐ活動を続けてゆく。

E は、森ノオト理事長 北原まどかさん。
3.11以降、エネルギーリテラシーを市民の手に。その活動と、生活者の目線で電力自由化を見据えたこれからの活動。

C は、遊悠楽舎代表 明石紀久男さん
フリースペースの実践から、生活困窮というのは、お金の問題とは限らず、日々の暮らしの中に豊かさを感じることができない貧困を言う。

W は、フェアスタートサポート代表 永岡鉄平さん。
児童養護施設出身者への支援から、彼らが抱える、失敗が許されないという独特なハンデを掘り下げ、最初の失敗を防ぐための施策と失敗してもやり直せる環境づくりを。

といった多くのメッセージと気づきをいただきました。

大河原さんは、政治の先をゆく市民の活動には「循環型社会」と「自治」という共通のキーワードがある。政治には持続可能性のあるものを求めてゆかねばならない。また、政治の役割として、支援者に対する支援も大切と述べられました。
皆さんの、現状を悲観しない前向きなお話に、若林代表の言葉を借りるならば「未来に希望を紡いでゆける」そんな政策フォーラムとなりました。

その後、行われた「新春のつどい」は、たくさんの仲間が集まり、多くのゲストにもお出で頂き、賑やかに開催することが出来ました。

 チャレンジ基金助成団体の発表も行われ、
特定非営利活動法人 全国小規模保育協議会
NPO法人 ハッピーマザーミュージック
NPO法人 ワーカーズコレクティブ協会
なないろ親の会
そして、特定非営利活動法人 森ノオト
が助成団体として紹介されました!

新しい出会いや連携団体の皆さんからのメッセージに、元気をもらい、未来につなぐ活動へ。
新しい一年を過ごす契機となりました。