よりよい中学校昼食を考える

身近な課題ということもあり、活発な意見交換の場となりました

1月23日スペースナナで「中学校昼食を考えるミニフォーラム」を開催しました。
中学生を持つお母さんや、現在中学校にお弁当を納入している業者弁当に携わっている方、栄養士、元中学校教師など多様な方のご参加をいただきました。
自己紹介に続いて、私から中学校昼食の現状とこの4月から順次導入される配達弁当(ハマ弁)について報告をし、意見交換を行いました。

配達弁当は、当日注文できる業者弁当が継続されることで成り立つ仕組みですが、業者弁当を担う業者には、きちんと説明が行われていない。ということで、業者の方からは不安の声も聞かれました。
中学生のお子さんをもち、実際にお弁当を作っている方からは、自分が作っているお弁当の栄養バランスが心配。という声や、お弁当を注文し忘れた子がお昼を食べられない状況が見受けられる。家庭の方針で一月分の昼食をお金で渡されている子。といった中学校の現状。

この日は「ナナ食堂」開催日、ランチのカレーをたくさんの方と一緒にいただきました

元中学校教師の方からは、現在の中学校の昼食時間が15分という現状。また、やんちゃな年頃の生徒たちと滞りなく昼食時間を過ごす苦労など、教員側の立場からの、ご意見もいただきました。
中学校昼食への思いは、本当に保護者、教員、そして生徒たちとそれぞれ様々な思い、思惑が交錯している。というその言葉通り、様々なご意見がありましたが、
やはり、中学校昼食を考える上で一番重要なのは、満足に食べられない子がいるという現状。
公費を投入して中学校昼食の新たな仕組みを作るのであれば、この課題が一番の「要」という所では皆さん一致。
どのように、支援が行われていくのか、また予算議会の中ではその枠組みにも注目していきたいと思います。

「次はぜひ、今中学生が食べている業者弁当を試食してみたいね!」という声もありました。
私の子も来年度から中学生になります。保護者の一人としても、切実な課題。よりよい中学校昼食とは何か、今回のミニフォーラムでの気づきを踏まえ、横浜市への提案に繋げていきます。