政策プロジェクト活動報告会

6月3日、神奈川ネット臨時総会と共に、2016年度の政策プロジェクト活動報告会を開港記念会館にて、開催しました。
★私は、エネルギープロジェクトの報告を担当、2016年度進めてきた活動の報告と現在進行形の「パワーシフト見える化アクション」について発表しました。
電力自由化がスタートした2016年度の幕開けは、パリ協定が採択された後でもあり、エネルギーシフトに追い風が吹いているように思えました。
しかし、国は、廃炉費用を託送料金に上乗せして新電力やすべての消費者に負担させる東京電力救済策を打ち出すなど、波乱含み。1年を経過して、新電力への移行は5%というのが現状です。
今後も「パワーシフト見える化アクション」アンケート調査など続けて、省エネと自然エネルギーの普及へ。
そして、「私たちの選択が未来をつくる」アクションと共に、政策提案していきます。
(電力会社どうしてる?アンケートはこちら
★ピースリングツアーチームでは、2016年度行ったピースリングツアーの様子が動画と共に紹介されました。
私も新人ガイドとして参加をし、改めて、自分の暮らす地域にある「基地」を知り・学ぶ機会となりました。神奈川は、沖縄に次ぐ第2の基地県ですが、そのことが語られることは極端に少ないと感じます。まずは、現状を見るところからのスタートとして、ピースリングツアー、今後も続けていきます。
(ピースリングツアーレポートはこちら
★議員年金アクションチームは、改めて問題点を指摘し、市民アンケート調査結果の共有、総務省での記者会見と衆議院議員へのロビー活動の報告を行いました。
(アクションの報告はこちら
★介護保険プロジェクトは、介護予防日常生活支援総合事業の開始に対し、県内自治体に向けた調査を行い、様々な課題を提起してきました。
また介護保険の次期改定に向け、要介護1・2が介護保険から外れるという動きに対しては、フォーラムの開催や署名活動等を行い国に対しても声を届けてきました。要介護1・2の切り離しは避けられたものの、生活援助に対する介護報酬見直しの方向性は、軽視できません。今年度も引き続き現場から、政策提案してゆきます。
(介護の日フォーラムの報告はこちら
★子ども若者プロジェクトでは、2016年度調査に取り組んだ就学援助制度についての報告がありました。
子どもの貧困対策が急務で進められる中、直接「学び」を保障できる就学援助制度は、重要です。自治体調査の中から、基準の収入額や、補助の内容、支給日等に自治体格差があることがわかりました。子ども達が住む場所によって、受けられる支援が違う。というのは問題です。
今後は地域からのアクションにもつなげていきます。
(就学援助について議会の中での発言はこちら