「共に生きる」朝鮮半島の和解と平和への展望

11月1日、ビビンバネット主催 かながわ「共に生きる」学習会に参加しました。
『朝鮮半島の和解と平和への展望』と題し、朝鮮大学校准教授 李柄輝先生のお話を伺いました。
私たちが、日本の側からしか見ていない歴史を、朝鮮の側から見てみると、全く違う姿が見えてきます。
第二次大戦後、朝鮮半島は国を分断した民族同士の争いを強いられましたが、その争いは未だ終結していません。
米ソの核の傘による緊張状態が、ソ連崩壊で北朝鮮の核武装を呼び、長らく微妙な緊張状態が続いてきました。ひとたび戦争が起きれば、犠牲となるのは、朝鮮民族であり、朝鮮戦争を終えるメリットは、アメリカにはなかった。と李先生。
この情勢を前に進めたのは、文在寅政権の誕生から、南北の対話に他なりません。
終戦と非核化に向けた道筋には、朝米に加え、4者(韓国、中国、ロシア、日本)による保障が不可欠です。冷戦の終結の後には、表面化するであろう被害の記憶に対し、日本の対応が問われることを指摘されました。
会場となったYMCAの広い会議室は、満杯状態。
歴史の「あったこと」を無かったことにしようとする風潮に危機感を覚える中、関心の高さと、ここに集まった人と人とがつながり合う可能性に、励まされました。