あの計画は?疑惑は? 目が離せない!横浜市会。

山中市長が就任して初めての議会が始まりました。
冒頭の施政方針演説では、カジノ誘致撤回を宣言。
ようやく2年にわたる横浜のカジノ誘致事業に終止符が打たれる見通しとなりました。

しかしながら、カジノ法が存在する以上、いつかはまた同じ轍を踏むのではないかという不安。横浜だけでなく日本のどこにも要らないという思いは残ります。市長選挙を「カジノ断固反対」と強く訴え、その声を背負って当選した市長として、カジノ法の廃案に向けて、次なる国へのアクションにも期待します。

山中市長の所信表明演説はこちらから全文が読めます。

さて、今議会開会に先立って、驚くべき週刊誌報道がありました。
週刊文春のIR事業を先鋒で推進してきた平原副市長のカジノ事業者による接待疑惑報道です。
IR汚職といえば、先日秋元司衆議院議員に実刑判決がくだったばかりですが、この件が明るみになった際には、「横浜市は大丈夫か?」と事業者との接触に関し、幾度となく議会でも確認されてきたところです。
その際には、自ら「断固否定」をしてきた副市長・その人に降りかかった疑惑。驚きを禁じ得ません。
この疑惑に対しては即時抗議文を発出した横浜市。(慌てすぎて、即座に訂正文を出すくらい)
お怒りの様子が伝わってきますが、この文書、最終決裁しているのは、平原副市長本人です。
これで、疑惑は解明された。とはまさか言えないだろうと思いますが。。。
そもそも、横浜市は、ホームページのコンプライアンス推進のページにこんなことを記載しています。

つまり、こうした外部からの指摘に対して全力で応えると明言しているわけです。

さらに、「利害関係者との接触に関する指針」を持って、これを明確に禁じています。今回の件、副市長は、会食そのものは否定しておらず、それだけで 2禁止行為 (1)会食を共にすること に該当するのではないでしょうか。
しかし、耳にしたところによるとこの指針、局長以下の職員に対する指針だから・・・とか?
まさか、それで逃げ切るなんてことはないですよね?

山中市長は、この件について「まずは本人から話を聞く」と記者会見でお答えになっています。
市長動向を確認しても誰よりも多く、連日平原副市長と会っていらっしゃる。(当然と言えば当然ですが)
初めての議会対応は本当に大変だと推察します。横浜市を知り尽くす副市長の存在は頼もしいに違いありません。
だからこそ、疑惑の解明を先送りにすることなく、ご自身が所信表明で述べたように
「情報はきちんと公開し、オープンで風通しの良い市政運営」を行っていただきたいと切に願います。

疑惑といえば、横浜市立大学への市会議員らによる不当圧力問題に関する請願も・・・
平田議員含む3人が紹介議員となり提出されたものですが、大学の自治・政治的中立性を侵害した疑いに対し、事実解明を行い、再発防止が図られることが求められています。
議会の自浄作用は働くのか、審議に注目したいと思います。

今議会は、コロナ対策はもちろんですが、「旧市庁舎売却問題」「旧米軍上瀬谷通信施設の跡地利用問題」など大きな課題が待ったなしで突きつけられています。
旧市庁舎に関しては、契約期日が今月と、市長の決断が迫られているタイミング。

「旧米軍上瀬谷通信施設の跡地利用問題」においては、上瀬谷のテーマパーク構想は、再検討とした山中市長。
その一方で新交通システム「(仮称)上瀬谷ライン」の事業参画の検討を横浜シーサイドラインに依頼をした。とされています。
「山下ふ頭再開発」に代表された大型集客施設のあり方がコロナウィルスの感染拡大により、見直しを迫られています。
林市政のこうした「置き土産」の再検討に際しては、どのように市長は市民の声を聞き、市政に生かしていくのか。その道筋を示すことが求められています。

「市民との信頼関係を重要視し、住民自治を実現する」と明言された山中市長ですが、横浜市には、今すぐその実現が迫られる事案が山積みです。
議会から目が離せません。

一般質問は16日。その後決算議会を経て10月22日まで続きます。
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