青葉区のこと ー 気ままログ4. ー
6日は、青葉区議員団会議がありました。今回は、この議員団会議について。
議員団会議は、青葉区選出の市議県議11人が集まり、区役所と青葉区の行政事項を共有する場です。
年に3回程度、「青葉区区づくり推進横浜市会議員会議」(青葉区選出市会議員が「個性ある区づくり推進費」等について、協議する場)が開催される日に合わせて設定されます。決定機関ではないので、説明を聞き、意見を述べる。という場ですが、青葉区に限定した事項を協議できるのは貴重です。県議が参加する議員団会議は、時間がたった1時間と限られており、広い青葉区の話をするには、いつも物足りなさを感じます。
昨日の議題①は、
「青葉区北西部の連節バス導入を通じた取組」
青葉台から日体大に向かう路線に連節バスを導入するというものです。運転手不足もあり、乗降客が多い路線への対策として、輸送力アップの必要性理解できますが、バス路線再編成の中で、一方の赤字路線は減便、廃止になっています。
事業主体はバス会社ですから、採算性が最も重要視されるのは仕方ないところもあります。しかし、公共の「足」として、バスに頼るところが大きな地域。代替の交通対策こそ重要で、そっちは行政の役割として、提案してもらいたいものです。
さて、議題の②は、地域は違いますが、それに近いもので、
「地域交通の確保に向けた実証実験の実施について」
昨年新石川地区で行っていたデマンド交通実証実験を、美しが丘、あざみ野エリアに広げて行うものです。
3つのエリアに1台づつ車が走ります。電話やインターネットで予約をすると、AIが最適ルートを計算し、配車されます。運賃は、大人300円、小人150円 。他に、生活サービス施設には、交通チケットが配布され、利用者に付与される仕組みもあります。
色々物足りないところもありそうですが、一つの可能性として、エリア在住または、近隣の方、参加してみてはいかがでしょう?利用には登録が必要です。
詳しくは、こちら↓
その名もあおばGO
青葉区の事故・救急
報告事項では、警察や消防から青葉区管内の状況が共有されます。
特殊詐欺犯罪の多い青葉区ですが、昨年よりは減ってきているようです。青葉区の特徴としては、詐欺の阻止をするのが、警察官や家族、金融機関の人だけでなく、コンビニ等の店員や一般人が多いことです。
また、交通事故で、青葉区が不名誉な県内ワースト1位なのが、横断歩道横断中の事故です。(横断歩行者妨害の取締りは県下1位)理由は分析されていないようですが・・・なぜなのか気になる・・・
(横断中の人身事故はおおむね5割が信号機のある横断歩道、3割が信号機のない横断歩道、2割が横断歩道外横断中です。)
なお、救急の出動状況は、青葉区は7月までの昨年比は減少していますが、横浜市全体では、かなり増加しています。そして、8月9月に入って、青葉区でも急増しており、コロナ第7波の時の状況に迫る勢いとのこと。ちなみに、神奈川県の新型コロナモニタリング情報によると、定点あたりの患者数は、20人を超え、これは、昨年の12月を超える数です。油断できないですね。