視察報告1ー「農業×テクノロジー×エネルギー」の可能性

8月26日県議会環境農政常任委員会で、宮城県美里町の舞台ファーム「美里グリーンベース」を視察しました。

建屋5.1ha、敷地7.6haの次世代型植物工場で、太陽光とLEDを併用し、レタスを1日約3~5万株生産。独自の「舞台ムービングシステム」により育苗から栽培までを自動管理し、露地栽培の約80倍の生産効率を実現しています。

肥料を循環させ、雨水を活用するなど、資源をできるだけ無駄にしない農業を追求。さらに、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)によるエネルギーの自給にも取り組んでおり、視察では、k年間1億円にも上る施設で使用する電力の約78%を賄っているとの説明がありました。

気候変動によって農作物の適地・適温が変わりつつある中、農業を「食料生産」だけでなく、エネルギーや防災、地域づくりと結びつけていく考え方も印象に残りました。

担い手不足や気候変動、エネルギー問題など、農業を取り巻く課題を新たな技術と仕組みでどう乗り越えていくのか。神奈川県の農業を考える上でも、大変興味深い視察となりました。

水田の上に設置された大規模ソーラーシェアリング。架台は黒く焼き付けてある。乱反射を防ぎ、目に優しいとのこと

広大なレタスの植物工場。システム管理されている。

根がついたまま出荷されるため、鮮度が長く続く。そういえば、近所のスーパーにもある