エネルギーを自分で選ぼう!

2017年3月19日 01時22分 | カテゴリー: 活動報告, 環境・エネルギー

左から佐藤彌右衛門さん、鈴木俊太郎さん、半澤彰浩さん、コーディネーターの郡司真弓さん

3月17日、WE21ジャパン主催のシンポジウム「自分で選びたい、原発に頼らないエネルギー」が旭区で開催されました。
基調講演をされた会津電力の佐藤彌衛門社長は、喜多方で227年続く造り酒屋の9代目。酒造りも地産地消にこだわり、次の世代に豊かな土地を残すことに力を注いできたところに起きた原発事故。豊かな土地が、放射能で汚染され「無」になってゆくのを目の当たりにした経験。その怒りや憤りを超えて、エネルギーをも地産する力に変えてきた、6年の歩みを伺いました。
化石燃料を買っていたお金を自然エネルギーに投資すれば、外にお金をが出ていくことはなくなり、地域で回っていく仕組みができ、雇用も生まれます。
「自分達の地域を他人に預けてはだめ!『豊かな日本を残す』と言うならば、何を残すのか?」と、未来への生き方を、私たちに力強い言葉で問われました。

第二部は、生活クラブエナジーの半澤彰浩さん、藤野電力の鈴木俊太郎さんを交えてのパネルディスカッション。それぞれの活動から、持続可能な「生活×電気」の取り組みを伺いました。

生活クラブエナジーは、食料・エネルギー・ケア(たすけあい)も自給し、自治することを目指し、
1, つくる=再生可能エネルギー発電
2, 使う=グリーン電力を選択してもらう
3, 減らす=省エネルギー
を具体例な計画へと発展させてきました。
電力自由化後は、組合員が食と共にエネルギーも共同購入できる生産者として大きな役割を担っています。

藤野電力は、トランディション活動(持続可能な暮らしを目指す市民活動)の中から、3.11後に発足しました。小規模な独立型のソーラー発電システムを作るワークショップはこれまで全国で250箇所 累計65000Wを生み出しました。
1, オフグリッドであること
2, 身の丈に合ったものであること
3, DIYすること
4, オープンソースであること
にこだわり、生活を楽しむことを基本に、電気をより身近で自由な存在へと変える活動を行っています。エネルギーの充電ステーションを展開したり、映画上映会や音楽会などにソーラーシステムを用いる、エネルギーの貸し出しといったことも実施しています。

半澤さんは、藤野電力のソーラーパネルをベランダに持っていて、鈴木さんは生活クラブエナジーと電力契約をしている、という繋がりも・・・。
パネラーそれぞれの活動は違いますが、向いている方向は同じだということは間違いありません。
佐藤彌衛門さんは、「口を開けて待っていないで、動き出さないと!」と私たちに発破をかけます。
発電所を作る・・・とまではいかなくとも、オフグリッドなシステムを作ることもひとつ。そして、自然エネルギーの電力会社と契約するのも一歩になると思います。
電力自由化で、自分の手で電気を選ぶことができるようになり、その選択も、未来に繋がっていると感じます。神奈川ネットは、
パワーシフト見える化アクションで、その選択を「見える化」し、広げてゆくことで、社会を変えるパワー(力)を育んでゆきます。

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