議員の年金制度に関する意見書にNO! 

161220本日は、横浜市会第4回定例会最終日でした。
そこで上がってきた議員提案の意見書
「地方議会議員の年金制度の法整備を求める意見書」について質疑と討論を行いました。
意見書の内容はこちら

意見書は、議員提案ですので、答弁は提案者を代表して、自民党の前市議会議長会会長でもある佐藤祐文議員でした。
意見書が出されるまでに、どこでどんな議論が行われたのか?という質問に対しては、市議会議長会の中で。との回答。
しかし、その内容は、市民に示されたことはなく、自分たちの年金に関して、それをクローズドな場所で、自ら話し合ったことで議論を尽くしたと言うのならば、それこそ「お手盛り」です。
議員の年金制度を進める理由として意見書では、政治参加や人材確保をあげていますが、どちらの課題も原因は政治不信にあると考えます。年金を整備して解決することとは思えません。
過去の議員年金に多額の負担がされている中で、更に市民に負担を強いることになる。その余裕が横浜市にあるとは思えません。
限られた税金の使い道として、優先順位を考えれば、議員の年金制度の前に、やることは山積みです。
子どもの貧困や高齢者の貧困が社会問題となる中で、議員が先んじて年金制度を整備していくことには、違和感を禁じ得ません。
議員は議員らしく、年金制度を整えるなら、議員の為の年金ではなく、正攻法で市民と共に国民年金を見直すところから、行うべきだと主張しました。
意見書は、残念ながら賛成多数で採択されてしまいましたが、本日の質疑を通しても、やっぱり変だ!と思います。
これからも、アクションを続けます。
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数日後には、録画がこちらでご覧いただけます。