横浜の未来を考えるフォーラム
生活クラブ運動グループで構成される「横浜エリア連携協議会」が取り組む市民政策提案運動では、今年の提案づくりの一環で「横浜の未来を考えるフォーラム」が13日に開催されました。
前段は、生活クラブ神奈川専務理事の半澤彰浩さんによる市民政策提案運動についての講演でした。
かつて、生活クラブの石けん運動から自治体を変える運動へ、
・生活に必要な材をつくる運動
・生活に必要な社会的機能をつくる運動
・人と人ととの関係を豊かにする運動
3つの運動が、ワーコレや、代理人運動として、様々な運動グループが生まれ、発展をしてきました。
常に、生活の中にこそ政策課題があり、政策を形成するプロセスこそが大切。という市民政策提案運動の意義が語られました。
後半は、「子育て」「介護」「環境」「就労支援」「給食」のテーマごとに分かれて、グループトーク。
私は、「給食チーム」に参加しました。
エリア連携協議会で生活クラブ組合員向けに行ったアンケートでは、給食を求める声が6割を超えています。今後は、給食への位置付けを視野に入れた抜本的な改革が必要ですが、ハマ弁契約が残る現状の課題解決も重要です。
食育の観点から、中学校昼食の時間が短すぎる課題。
貧困対策の一環としての昼食課題にしっかり応えることができる中学校昼食に向けた課題。
こうした解決すべき目の前の問題にも目を向けつつ、より良い未来へ、今後も意見交換を重ね、提案へとつなげていきます。
最後は、「子育て」「介護」「環境」「就労支援」のテーマでも議論された内容を共有しました。どのテーマも当事者の声、次につながる提案が、次々と出されました。熱い意見交換に、あっという間に時間が過ぎました。
政策提案は、学習会やフィールドワークを続け、市の担当職員との円卓会議を経て、最終的にまとめられたものが市長へ届けられます。