水面下でどんどん進むよ。改革という名の改悪か!?

5月11日、財務省の財政制度分科会が開催されました。
財務省は、今後の社会保障制度の改革に触れ、次期改定で持ち越した要介護1・2の総合事業移行について、2027年度改正での移行すべきと主張しています。
やはり繰り返されるこの議論。

ケアマネジメントの有料化についても、「第10期介護保険事業計画期間から、ケアマネジメントに利用者負担を導入すべきである。」と明言しています。

財政制度分科会 資料より

先立つ統一地方選挙直後の4月10日、
厚生労働省は「介護予防・日常生活支援総合事業の充実に向けた検討会」を設置。第一回の会議が開催されています。

当初は唐突に思えたこの検討会が、なんだか、財政制度分科会と足並みを揃えているようで、総合事業の拡大ありきで進む流れを作り出す布石に思えてきます。

自己負担2割への引き上げ議論も結論が今夏に出されます。

現場の声が届かないもどかしさ。
諦めずにつぎのアクションへ!